僕のぶろぐ

日々の出来事を綴ります。

国税専門官採用試験

今日は国税専門官の採用試験でした。
試験会場は早稲田大学西早稲田キャンパス)。
朝7時前に起きて、慌てて証明写真を撮って
地元の駅から東西線で20分ちょっとです。

早稲田駅を出ると、怪しい集団がメガホンで
国税専門官の受験生のみなさーん!
合格連絡を受けたい人はこちらの紙に書いてください!」
とか何とか騒いでて、周りは人だかりになってました。
このうちサクラが何人くらいいたのかは知りません。

大学受験の会場とかでも電報やら何やらでいろいろ
呼びかけてる集団いたなぁ〜。
集めた個人情報は売るんでしょうか。。

都内の受験生はみんな早稲田かな?かなり混んでた。
俺は早稲田大学にははじめて行ったけど、
そんなに広くないし、校舎ぼろいし…。
それが貫禄につながるのかもだけど。
うん、でもやっぱり成蹊と比べると微妙でした(笑)

8時15分集合で、チャイムの代わりに鐘が鳴りました。
教室には俺が1番乗りか2番目くらいでした。
後から人がぞろぞろ入って来て、200人くらいに。
試験教室もすぐに埋まっちゃいました。

教養試験(択一)は9時から3時間。
芸術や数的推理でぼろぼろ。
サイコロの問題が裁事に続いて出題されてた。
こういう問題は流行なのかな。
毎度俺を悩ませてくれますよ、まったく。
時事は街頭でTACの人が配ってた直前対策から
1問くらい出ました。ピタリ賞おめでとう。

それから昼食をはさんで性格検査。
マークシートの心理テストみたいなやつ。
30分間で200問に回答する。
「はい」「いいえ」の2択だけどね。
ふざけた質問も多数ありました(笑)

「私は神からの使者である」…「いいえ」
「私は最近、変な臭いがします」…「いいえ」

試験中、思わず噴き出しそうな問題ばかり。
どうにかこらえたものの、
にやにやしながら回答してました(笑)

次は、専門試験(択一)が2時間20分。
必修は民法、商法、会計学
商法はやったことないけど、問題数少なかった☆
会計学は大学1年にやった仕訳問題が出て、
どうにか答えられたのがその1問。
あと、他の科目は用意してなかったので
英語やろうか、社会学かなぁ〜。
まったく手をつけてなかったので迷いました。
結局、経営学とか社会学とかにしたんだけど、
時間が余ったので途中退室しちゃった。

最後は専門試験(記述)が1時間20分。
ようやくこれで終わりです。
どれどれ…さっそく憲法を…!!
はぁ?国政調査権!?学説を述べよ?
苦手分野の統治じゃないですかぁ!
というわけで、憲法はやめて、民法

こっちは普通の事例問題でした。
要約すると…
Aは、自己所有の不動産をBに売却する契約を締結。
(その際、所有権移転登記は経由せず。)
その後、Aは当該不動産をCに譲渡。
Bに登記がないことに目をつけたCは、
その不動産を高値でBに売りつける意図で、
Aから不動産を譲り受け、移転登記を備えちゃった。
だけどCはBに買い取りを拒否され、当該不動産をDに譲渡。
BもDも、自分が所有者だと主張している。
BD間の法律関係について説明しなさいっていう問題。

こっちなら書けるかも、と思って書きました。

まずは、BC間の法律関係について。
Cが177条の第三者にあたるかって話。
CはBを害する目的で不動産を譲り受けた。
   ↓
背信的悪意者!キターーー!!(゚∀゚)
∴Cは177条の第三者にあたらないので
Bは登記なくしてCに対抗できる。
   ↓
でもCから譲り受けたDは背信的意図だとは
限らないし、背信的じゃなかったら
保護の必要性はある。
   ↓
そのための法律構成は…
・Cは悪い奴だけど、信義則上、所有権を主張できないだけで、一応権利者。
・Dは背信的悪意者でなければ、Cと違って信義則の制限も受けない。
・Bだって移転登記を怠った訳だし、DとBどっちも保護されるべきでしょう。
・なので、本問においては、A→B、A→Dの二重譲渡と同じ。
・BD間は対抗関係であり、先に移転登記を備えた方が勝ち。

って感じにしました。
相対的構成とか絶対的構成とかは特に書かなかった。

でも、きっと択一で落とされてるから
記述は採点されないんだろうなぁ…。
全部の試験が終わったら18時を過ぎてました。

夜は下高井戸でサークルの同期と4人で
スパゲティを食べながらしゃべってました。
みんな働いてて偉いと思った
俺も早く定職見つけなきゃね
さぁ、気持ちを切り替えて国�U頑張りましょう!